事前に必要な準備
京都には多くの着付け教室があります。
そして道行く人を見れば、着物姿の人をよく見かけ、着物が生活に根付いている地域でもあります。
着付けを習えば、古都京都の空気を肌で感じながら、初心者から上級者まで
着物の基礎から応用までを学ぶことが出来ます。
ある程度着物に慣れ親しんでいる人なら、着物や襦袢、帯などの道具類は一通り揃っているでしょうが
これから初めて着付けを習いたいと考えている人は、何も持っていない状態でどうしようと悩んでいる人もいることでしょう。
そんな時、多くの初心者コースでは無料レンタルや京都で和装の前撮りを利用する事が出来るので
一式揃っていなくて悩んでいる人も安心して教室に申し込むことが可能です。
また、無理な勧誘で着物を販売しようとするようなこともあまりないので、安心して通うことが出来ます。
何といっても、趣のある京都で着物に触れるという贅沢なひと時を過ごすことができるので、大変おすすめです。
趣味からフォーマルな場面まで活躍の場が広い着物なので、是非自分で着こなしを楽しむ事が出来るとよいでしょう。
京都の町を着物を着て歩けるようになると、生活がより一層楽しめるでしょう。
洋装も素晴らしいですが、洋服などとは違って着物を何着も持っている、という方はそうそういませんから
こういった着付け教室や着物体験をすることで、実に様々な柄の着物があることに
驚かれる方も多いのではないかと思います。
まずは体験に行ってみて、感覚を掴んでから着付け教室に通い始めるというのも
良い方法かもしれませんね。
着物の世界を、実際に触れてみることでより身近なものとしていきましょう。
着物に関するアンケート|冠婚葬祭以外ではいつ着るの?
経済産業省繊維課が2015年に行なった、消費者に対するきもののアンケートによると、20~40代の女性の82.7%の方が着物の着用経験があるという結果が出ました。
今後の着用意向は経験・未経験に関わらず、20代女性が一番高く、年に数回着用している人も20代が15.8%と一番高いことがわかったのです。
それと同時に、20代女性の86.1%が儀式や冠婚葬祭で着用するとのことでした。
また、今後冠婚葬祭以外で、きものを着たいシーンとしては、イベントの参加・デートや女子会等の際に自分磨きを兼ねたファッションとして着用したいという意見が多く見受けられました。
そして、20代女性に関して自分で着物を購入した人程、儀式以外の様々なシーンで着物を着用したいと思っているという結果が出ているのも興味深いところです。
特に、普段着として取り入れたいと思っている人が多いことが特徴だと言えるでしょう。
その他、これまで着ることがなかった理由としては、着付けや手入れなどに掛かる費用が高そうであることや、着るのが大変であったり、着る機会がないことが多く見られます。
さらに今後の着物の購入意向に関しては、10万円以下であれば購入したいという意見が年代問わず約5割の方が回答したことも見逃すことが出来ないポイントです。